肩の荷。

どうも、須貝です。


monophonic orchestra 10 『1万円の使いみち』、無事終演いたしました。ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、関わってくれた全ての皆様、ありがとうございました。

monophonic orchestraは10回目の公演、8周年を迎えた節目のこの時、活動休止いたします。再開の目処は立てていません。いつになるかは僕にもなんとも言えません。劇団からの報告は下記をご覧ください。僕と大石のコメントもございます。

活動休止のお知らせ


なかなか簡潔にまとめることのできない気持ちがあります。前向きな休止ではありますが、後ろ向きな気持ちがないわけではありません。続けられるに越したことはありませんからね。これはやっぱり一つの挑戦だった。今までの自分の行動の結果が先日の公演に全て出たなぁという実感があり、良いことも悪いことも、それを受けて、一度立ち止まった方がいいんじゃないかと、休んだ方がいいんじゃないかと、思っていました。

多分僕はもう、自分一人で主宰を務めてプロデュースを務めて制作も兼ねてという形での公演は二度と打たないと思います。迷惑掛けますから。だから、monophonic orchestraを再開する時は、誰かそういう存在を巻き込んで再開すると思います。皆が幸せになるように。8年間やって、主宰業が向いてないって気付いただけでもめっけもんじゃないかな。

今まで色々に言っていただいた正論の全てに向き合うことにします。


しかし、三十三にもなってまだ生き方に思い惑うとは思ってませんでした。もうちょいしっかりするもんかと思ってました。まずは自分に対する信頼を取り戻したいです。そこが第一歩。少しずつ取り戻していきたいです。

いつも自分の書いた作品に助けられてきました。地面がなくなった人を描きながら、自分の地面も失われ始めていることを感じていました。作中の人々が立ち直って行く中で、その外にいる自分は、どうしたらいいのだろうと途方に暮れ、考えがまとまらないまま立ち止まってしまうことが多くなりました。味方が誰もいないような錯覚に陥り、でも誰かの手前立ち止まってしまうわけにもいかず、なんとかバランスを保ったフリを続けながら、でもその無理が着々と自分をダメにしていることも分かっていました。人との繋がりを失いました。苦しい思いをしたし、それ以上に苦しい思いをさせてしまいました。「ありがとう」という言葉よりも「ごめんね」という言葉が増えました。それはやはり、辛いのです。自分の作品に救われながら、でも本当にこれでいいのかと思い続けて、誰に届いているのか分からなくなり、どうしても、歩けなくなってしまいました。何より自分を信じられなくなったことが一番許せませんでした。

僕には、全ての言葉を聞くことはできません。どんなに愛のある言葉だとしても、全てを受け入れることはできません。全ての批判を受け止めることも改善することもできません。僕にはできないことがたくさんあります。表現者の自分と人間の自分をいつも切り離して考えて、人間の自分を憎み続けてきました。でも結局、どんなに自分の中で自分に役割を与えてやったとしても、僕は僕でしかない、一個のまとまった自分でしかない。そこからは逃げられなかった。どうやったら自分を許せるのかを考えなければいけない。今の自分を、受け入れなければいけない。

強くあれば、きっと面白いことが起こる。真摯であれば、きっと何かが見えてくる。逃げなければ、いつかどこかに辿り着く。またいちからやり直しです。


Twitterも少しお休みします。前からそうしようかと思っていて、アカウントを削除しようかと思っていたのですが、休むだけにしました。出演情報などはmonophonic orchestraのアカウントで更新されていきますし、リツイートだけはしようかと思っています。Instagramはたまに更新しようかと思います。なので、Twitterのレスは遅いかもしれません。

『Free From the World』というお話を書こうと思っていて、外界から隔離された施設で一日に一時間だけしかインターネットが使えない状態に置かれた男女の話で、実験として生活しているという、そういう話です。そのために実際一か月くらいその状況で過ごしてみようかなと思っています。タイミングを見計らって。インターネットダイエットってやつ。もう古いかな。


やりたいことがたくさんあります。自分が主宰しないというだけで、一緒に何かやりたいという人は大歓迎です。演出家を探している人、脚本家を探している人、俳優を探している人、是非お声がけください。きっと今まで以上に精力的に活動していくと思いますので。どんどん仕事したいです。

とにもかくにも、肩の荷が下りました。


肩の荷。」への1件のフィードバック

  1. お疲れさまでした。
    英ちゃんは、あれもこれも、背負って背負ってちゃんとやろうとして、他人とも、自分とも、闘ってきたと思っています。

    自分に絶望したら、人ってそれまでの自我を壊せると思うんですね。
    今の自分でできる限界まできたときに、きっと指先が天井に触れて、苦しくなると思うから。
    それを抜けたとき、すごく、自由だって、感じられると思うので。

    やりたいことをいっぱいやって、また自分のことを信頼してください。
    味方でいるから。
    応えなくても、答えがなくても、それは変わりません。