世界と十月を渡る黄金色の田園の風

十月には死の匂いが漂う。ような気がする。 友達が死んだ。祖父が死んだ。 母の命があとわずかだと知った。 故郷では稲穂が黄金色に輝き、収穫の時を迎える。 十月になるといつも死のことを考える。いつも考えてはいるが、十月になる…